軟卵、破卵

事例1

発症時期品種性別飼育法
ボリスブラウンメス1歳外飼い

【症状】

元気がない
卵を産まない
軟卵
卵詰まり

【原因】

・カルシウム不足
・市販のバーディーのみ与えていた

【対応】

・煮干しを砕いて与える

・煮干しを食べない子には
 ヨーグルトに混ぜて煮干しを与える

・米とぎ汁に食塩を0.2%混ぜて与える
(とぎ汁でビタミン、食塩でミネラル補給)

【プロのアドバイス】

養鶏家

うちはカルエッグで調整してます。

緑餌としてはイネ科よりマメ科の方がカルシウム・ビタミンA・タンパク質が多いので、周囲にクローバーがあれば食べさせてあげると良いですね。

カルシウムの吸収を助けるビタミンKが含まれてるのが納豆

ミラクルフード「納豆ヨーグルト」の出番です!
納豆ヨーグルトのレシピ

 


事例2

発症時期品種性別飼育法
ミックス(ボリスブラウン&名古屋コーチン)メス1歳9か月外飼い

【症状】

軟卵
白身だけの卵を産む

【原因】

・カルシウム不足

・以前は納豆ヨーグルトを与えていたが、最近は与えていなかった

【対応】

・納豆ヨーグルトを与える

【結果】

・納豆ヨーグルトを食べた次の日から回復

【プロのアドバイス】

養鶏家

7月頃から1℃上がるごとに卵重が下がり、加えて殻も薄くなるので軟卵、破卵が増える傾向にあります。

卵質に影響があるビタミンD、カルシウム、リンが摂取できていないことが考えられます。

リンはタンパク質を含むものに多く含まれているので、産んだ軟卵は捨てずに雌鶏に与えましょう。

納豆ヨーグルトのレシピ