【質問】発酵飼料って何ですか？

発酵飼料とは発酵させたエサのことで、鶏の健康を持続させるために与える飼料です。

市販の配合飼料には抗生物質やビタミン剤など自然養鶏にとって余計なものが含まれているのでできる限り避けるべきです。

抗生物質やビタミン剤などが入っている配合飼料に対して、米ぬかやおからなど、無理なく入手できる原料で作られた発酵飼料は鶏の健康を持続させるんです。

酵母菌・乳酸菌・枯草菌(納豆菌)の３種類だけ覚えておいてください。

それにつながるものをどんどん加えて発酵させるのですが、水加減を間違えると腐敗してしまうので感覚で覚えます。

原料はそのままエサになるものばかりで、もちろんそのまま食べさせてもいいものです。

糠漬けやキムチみたいに発酵させることでアミノ酸や乳酸菌を増やしてとることができるわけです。

鶏が食べこぼしたものは土に溶け込み、土壌中の菌として生き残るものがあります。

これが鶏糞との化学反応で微生物を増やし生きた土を作ります。

鶏のエサに工夫することで、過剰に肥料を与えなくても果樹園には最高な循環が生まれるわけです。