アオダイショウ
痕跡
①卵がなくなる
②ヒナがいなくなる
③ヒナが死んでいる
④成鶏が死んでいる
⑤騒ぐ(朝か夕方)
痕跡①卵がなくなる
10個は産んでるはずなのに8個しかない…
5個抱卵してたのに4個になってる…
たまーに卵の数が減るのは蛇かもしれません!
蛇は数日に1個くらいのペースで卵を食べに来ます!
痕跡②ヒナがいなくなる
蛇にとって小さいヒナは食べ応えのあるエサ。
相手がアオダイショウなら生後2週間くらいまでのヒナでも一口です!
痕跡③ヒナが死んでいる
生後3週間以上とか、大きくなったヒナを
飲み込めきれずに吐き出している場合もあります。
死んだヒナの顔が濡れていたら蛇かもしれません。
顔が濡れてなくても絞め殺された可能性があります。
痕跡④成鶏が死んでいる
成鶏が死んでいて獣に食われた痕跡がない場合、
蛇に絞め殺された可能性があります。
鶏はボスが外敵に立ち向かうのでボスがやられやすいです。
痕跡⑤鶏が朝か夕方に騒ぐ
朝5~6時、夕方15時~17時は要注意
【対策】
小屋、ケージの隙間を無くす
16mm以下の金網で囲いましょう
また、幅15mmの細長い隙間があっても侵入されてしまうので隙間を埋めましょう
蛇は壁を登ります
上の方まで全ての隙間を埋めましょう!
また、下の隙間をこのように隠してもシートの下に潜り込んで侵入してきます
重石をのせても2mクラスのアオダイショウはどけてしまうので、杭などでしっかりと固定しましょう
蚊取り線香を焚く、木酢液を撒く
蛇が嫌うものとして「煙」と「匂いのするもの」があげられます
木酢液は畑に撒く規定量に薄めて撒くだけで効果があります
卵を外に置く
蛇の被害をゼロにするのはとても難しいけど、鶏の被害を減らすことはできます
ヒビが入った卵や食べきれない卵を小屋の外に置く、コレだけで大きな鶏や生まれたてのヒナを守ることができると思えば…安いと思いませんか?
【プロのアドバイス】
蛇が嫌うものとして「煙」と「匂いのするもの」があげられ、うちは子山羊が生まれた時は蚊取り線香を絶やさないようにしてました。
高価な忌避剤も市販されてますが、使ったことがないので効果については不明です。
アオダイショウは壁を登って軒先から簡単に侵入してきます。
ヘビの対策は徹底的に隙間をなくすことが一番。
軒先などは金網をくるんで詰めて固定したりして通気は確保しておきたいですね。
補足ですが、ヤマカガシには要注意です。
血清が存在しません。
(マムシは血清があります)
1mまでの幼いヤマカガシは模様がマムシに似ているので要注意です。